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精悍なバッジオ

2011年6月8日 by admin

サッカーの試合でイタリアのバッジオがPKのあとゴールをはずしたときがある。スターの彼のゆがんだ表情がいまだ記憶に生々しい。男が失敗したとき、それを表情を押し隠しながら冷静にスピーチするとき、男と言われる生き物のなかでもっとも美しい一瞬ではないかなとおもう。

最近ケネディの記録物のなかで素晴らしい言葉がちりばめられており、感動の渦だ。いったい何をもってプライドと言うのだろうか、全力をつくしてゴール(成功)できなくても、それは人生のおわりではない。感情と環境に流される必要はないのだ。それがこころの襞を積み重ねた場合でしかできない現実がある。若いこころのばあいそれを押し隠すほどの許容量がないのかもしれない。

ジェームスとバッジオと話しながら男の美学を考えていた。けっして独りよがりの発想ではなく、失敗を許容できる男でなければ、いとしい者をいたわることはできないとおもうから・・。

そうこうするうちマレーナが店にはいってきた・・・。


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