(なっちゃんと小学同期)僕の呼吸・・・・
夏草のかおる朝は
あの時に戻れる
高校時代テニスの合宿
太陽は僕の真上にあり
ふらふらの足は夏雲のうえにある
リックから連絡があり、小学同期のとも・・陽気なニューマン、考え深いイチロー、ときどきまじめな顔をするグリーン、そして僕の~籾殻の枕~のようなリック。彼らは”なっちゃん”とよんでいた。その時期に出会った友が60過ぎてもあえる至福は味わったものしかわからない。それは夢のなかの記憶を探るより簡単。目の前にいるのだから。
目の前にいない場合、なんと呼ぶのだろう。記憶・・人がなじめない、手を伸ばしてもつかめない思い出の領域。それは目の前にいることを拒否されたときから、あわてうろたえ、やっと年月が記憶の世界に存在することになる。
人は高い、早い、愛する、限界、嫉妬、世界の果て・・・など人同士がぶつかる因子のなかにいる。業とよぶのだろうか、心の半分は否定的な悪魔の世界、半分は真善美(まこと、愛、調和)の世界。この二つに同時に使えることはできない。心のチャンネルがどちらかを選ぶから。
僕はまこと、愛、調和の世界を選ぶ。酒を酌み交わし心躍る音楽を味わい、さまざまな友とこころの交響楽を作曲する。そんな人生がすきだ・・。